11/18-19 RS JAPAN OPEN 兼 第1回RS Aero全日本選手権を開催しました!

11/18-19に葉山町・森戸海岸沖にてRS JAPAN OPEN、第1回RS Areo全日本選手権大会が開催されました。総勢36艇参加(RS Aero 5:14艇、RS Aero 6:3艇、RS Aero 7:6艇、その他艇カテゴリー1:7艇、カテゴリー2:6艇)となり、葉山・清水・福岡・銚子・宮城の全国各地から参戦いただきました。2日間のうち、レース初日は強風のためノーレース、2日目は前日のうねりが残るなか微風でのレース開催となりました。

■レースの結果

 ・レース結果はこちらから!

 ・写真はこちらから!(ダウンロードも可能です)

 ・レース動画はこちらから!

初の全日本選手権となるRS Aeroクラスでは3レース実施、その他艇クラスでは2レースを実施しました。第1レースはトライアングルコース(風速2~6knot、風向210°)で実施、微風かつ風の振れも大きくトリッキーなレースとなりました。風が回復するのを待ち、第2レースは上下コース(風速2~7knot、風向220°)にて実施したものの後半は風が落ちコース短縮となりました。午前中のうねりが落ち着いてきた第3レース(風速4knot、風向220°)ではAeroクラスのみ、2レース目と同様上下コースでの実施となりました。大きな振れもなく安定して風速4knot前後のコンディションとなりました。

 RS Aero5クラスでは、福岡のベテランセーラー吉岡選手を抑え、接戦の末ジュニアの結解選手(葉山セーリングクラブ)が優勝、RS Aero6はeセーリング2021-2022日本チャンピオンの木暮選手、RS Aero7は中溝選手(清水港ヨット協会)が堅実な走りを見せ、記念すべき第1回RS Aero全日本選手権の優勝者となりました。

その他の艇種はCategory1でRS FEVAの松下・松下ペア(葉山セーリングクラブ)が大会初挑戦初優勝、Category2ではRS 700の加茂選手(清水港ヨット協会)が昨年のアクシデントを乗り越え悲願の優勝を果たしました。各選手からコメントを頂いています。

■優勝者コメント

・RS Aero5クラス:結解選手
大会初日は暴風のためノーレース、2日目は微風の中のレースと、2日間、体力的にも精神的にもとても疲れるコンディションでした。そんな中、何とか3レース成立させた運営の方々、ボランティアの方々、ジュリーの方々、ありがとうございました。
レースの感想としては、非常に風が弱かったのでコースどりで大きく差がついたと思います。たとえスタートで遅れてしまっても、良いガストを掴んで大きく順位を改善した選手も見られました。個人的にはまだまだ自分の反省点はあるので、来年の第2回RS Aero全日本選手権でも優勝できるよう、練習に励みます!

・RS Aero6クラス:木暮選手
RS aeroおよびシングルハンド歴は1ヶ月未満、aero6は3日間しか練習できていませんでした。練習不足が災いして3レースともスタートで出遅れたものの、やや得意な風だったのでアップレグでいいコースを引けたのが今回の勝因だったと思います。2位の鈴木選手が第1レースでリコールしているとは知らなかったので、続く第2、第3レースでは、もう後がないと気が引き締まっていたことも、良い結果に繋がった原因かもしれません。
RS aeroについてアドバイスできることはありませんが、ヨットレースについて言うとすれば、風が味方してくれると信じて最後まで集中して走りつづけることが大事だと思います。

・RS Aero7クラス:中溝選手

記念すべき第一回大会に参加させていただきありがとうございました。ちょうどいい風がなかなか吹かず、運営陣も選手も大変でしたが無事に大会が成立してよかったです。

今回は計測やジュリーなど学生の頃に味わった大会の雰囲気を思い出しました。計測に関してはRSaeroのクラスルールを再確認するきっかけになりましたし、オンザウォータージャッジでは実際に違反を取られたことで乗り方の悪い癖などを再確認することができ、今後の艇の走らせ方を考えるきっかけになりました。

今後RSaeroが日本に普及してより多くの乗り手が増え全日本の規模が大きくなることを願っています。また次回もよろしくお願いします。ありがとうございました!


・Category1 RS FEVA:松下・松下ペア
このたびはRS JAPAN OPEN 2023に参加させていただきありがとうございました。大会前からRS練習レース、リハーサルレースとボランティアの方々や運営の方々にはたいへんお世話になりました。
私たちは当初シングルハンドでそれぞれ参加予定でしたが、ダブルハンドに挑戦させてもらったことがモチベーションアップに繋がりました。風が強い時も弱い時も1人よりも2人の方がパワーアップできるようなワクワク感が練習を重ねるたびに増してゆき、RS Fevaに乗って海に出られる喜びをかみしめた秋でした。
ファンレースへの参加であってもプロセーラーと同じ洋上でセーリングができたり、いつもの海から世界の海へとつながる感じもこのヨットレースの魅力のひとつだと思います。
これからもみなさまとの次の航海を夢見て精進してまいりたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。

・Category2 RS700:加茂選手

暴風からの微風と選手、運営の皆様にとって悩ましい週末になりました。
そんななか、ハイレーティング艇の700が優勝できたのは奇跡で、ノーレースになった土曜日に森戸大明神に参拝に行った御利益かなと(笑)
艇をヒールさせて何とかジェネカーを出して走れる状況だったので止まらないようにスピードを意識しコースよりブローを探して走ったのが良かったと思います。
来年も宜しくお願いします。

0コメント

  • 1000 / 1000