ジュニアの武藤選手がAeroオーストラリア選手権に参戦!RS社記事になりました

ジュニアの武藤選手がオーストラリア選手権に参戦しました。また、彼女の挑戦ストーリーをRS社が関係者に取材して記事として取り上げました。

JAPANESE YOUTH SAILOR COMPETES IN RS AERO AUSTRALIAN NATIONAL CHAMPIONSHIPS

https://www.rssailing.com/japanese-youth-sailor-competes-in-rs-aero-australian-national-championships/

(和訳)

葉山セーリングクラブ所属の15歳セーラー、武藤サラ選手が、2024年1月に開催されたルースターRSエアロオーストラリア選手権に日本人として初めて出場しました。サラ選手は、60名のエントリー選手と共に出場するため、日本から訪問しました。このレガッタには、遠く英国からやって来た選手も参加しました。

サラ選手がセーリングを始めたのは3年前の12歳、小学6年生の時でした。当時バレエに通っていましたが、新型コロナウイルス感染症の蔓延でバレエ教室が閉鎖してしまい、友人が代わりにセーリングに挑戦してみないかと彼女を誘ったのです。彼女はすぐに夢中になり、RS Tera クラスから始め、RS Feva、その後友人らと RS200 に乗りました。

2023年、サラ選手はRSエアロでセーリングを始めました。彼女は才能あるセーラーであり、RS エアロのセーリングを始めて 1 年も経たないうちに、同年 7 月の全国中学校ヨット選手権大会(女子部門)で優勝しました。葉山セーリングクラブの中尾氏はサラ選手に大きな可能性を見出し、ルースター・オーストラリアが主催する2024年のRSエアロ・オーストラリア選手権への出場を勧めたのです。

「RS エアロで強風の中をセーリングするのが楽しいです!」とサラ選手は語ります。

マウント・マーサ・ヨット・クラブが主催した本選手権は、ビクトリア州南部の中央海岸にある、馬の頭の形をした囲まれた湾、ポート・フィリップ湾で開催されました。この地域は、軽度から中程度の北東風が吹くことで知られており、午前中は穏やかな風が吹いても、午後には強めのシーブリーズが吹くことがよくあります。素晴らしい野生動物がたくさん生息しており、大会3日目にはイルカが現れて艇団と戯れました。

オーストラリア選手権では、国内王者、オリンピック王者、世界王者が入り混じり、ハイレベルな競争が繰り広げられました。サラ選手は非常に接戦の末、10艇のRS Aero 5フリートの中で見事4位を獲得しました。

同じRS Aero 5 の競技者であるブレアゴーリー・ヨット団のフィリパ・ダンク選手は、大会中のインタビューで「風上での激しい競りあい」と「波を下るサーフィング」で「前に出たり後ろに下がったりと競り合っていくのは楽しかった」と語ります。フィリパ選手は、選手権で知識が互いに豊富に共有されていることを強調します―「世界中のセーラー、特に日本人選手と一緒にセーリングをするという経験は最高でしたよ。」

サラ選手は大会を楽しんでいます―「メルボルンの美しい海でセーリングをし、オーストラリアでたくさんの友達を作っています。」

友愛(Camaraderie)は RS Aero セーリングを支えている要素で、マウント・マーサ・ヨットクラブの海上・陸上でのバディ・システムにより、地元のセーラーと海外のセーラーが確実にお互いをサポートできるようになりました。「いつもいつも、とてもとてもフレンドリーなグループでした!」と、ロイヤル・ブライトン・ヨット・クラブを代表して RS エアロ 6 セーラーのマイケル・オブライエン選手は述べています。「ボランティアと主催者がこのレガッタを作りあげています。少しソーシャルなこと、レース後のヒント・コツの共有という付加的なことをして、『共有する自由』を心がけているのです。(RS Aero コミュニティは)素晴らしい人々の集まりであり、マウント・マーサはそれを非常によく体現しています。」

サラ選手は将来を見据えていて、8月25日から30日まで英国のヘイリングアイランド・セーリングクラブで開催される2024年RSエアロ世界選手権に出場したいと考えています。

セーリングスポーツに打ち込むサラ選手の目標と願いは何でしょうか――

「セーリングの楽しさを、より多くの人に伝えたい!」

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